2026年最初の買い物として冷蔵庫を新調した。これまでYamada Selectの一人暮らし用156Lの冷蔵庫で夫婦二人暮らしを乗り切ってきた。
この冷蔵庫での二人暮らしも3年半、一人暮らし時代を含めると5年ほどの使用期間となり、さすがに買い替えてもいいだろうと思って三菱電機のファミリー向け冷蔵庫MR-MZ49M-Hに買い替えたので三菱を選んだ理由と実際使ってみての感想をレビューしようと思う。

おいらーです。社会人歴5年目の社畜サラリーマン。あまりの仕事量に効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。X(Twitter)やってます。
156Lはギリギリ二人暮らしできる


Yamada Selectの一人暮らし用冷蔵庫は大手家電メーカーの冷蔵庫よりも容量が156Lと少し大きく、かつ値段も安いため新生活を始める際にはかなり有力な選択肢になる。俺もそうして選んだ一人であり、二人暮らしを始める際もとりあえずはこれでやりくりできるだろうということで新調せずにそのまま現在の家に持ってきた。
156Lは二人で使うにはちょっと狭いのだが、とはいえ生活が成り立たないような狭さではない。ただ、週末に買い込むとか買い溜めをしようと思うと相当に心もとないし、全然入らない。
それに大根や長ネギをそのまま1本入れるのは難しく、冷蔵庫の上で常温で保存して、使っていくうちに小さくなってきたら冷蔵庫に入れるような運用をしていた。
食材の長期保存と容量が欲しい


156Lの冷蔵庫は確かに暮らせはするが、当然野菜室もなければ、高品質な冷凍機能もない。だから容量ギリギリまで買い込んだ野菜がすぐシナシナになってしまったり、冷凍した肉のドリップが防げなかったりとQOLを犠牲にしていた。
それにやっぱり容量は小さいので、業務スーパーのようなまとめ買いで食費を浮かせるようなこともできないし、そもそも大量に買い込むと冷蔵庫に詰める作業がなかなか大変だった。
そろそろ冷蔵庫購入の費用をケチって生活し続けるよりも食材の保存期間を長くして美味しく食べれるようにしたり、まとめ買いで最近インフレが止まらない食費を抑えたりする方が幸せなのでは?と思って冷蔵庫を新調することにした。
冷蔵庫購入の検討観点


大手家電メーカーの冷蔵庫は各社いろいろな名前でいろいろな機能を出していてわかりにくいし、それぞれメリット・デメリットがあって判断しにくいのでまず我が家として欲しいスペックについて検討した。賢い買い物にはまず必要な検討だ。
我が家が最重要視したのは以下の4つだ。他にもスマホ連携だったり付加機能があったりするが、それらは長い食材の保存期間と容量が欲しかった我が家の要件には直接関係しないので検討観点からは外した。それから、具体的な製品が決まってきたら設置場所と扉タイプとの兼ね合いについても確認をする必要がある点も留意されたい。
- 容量は十分か
- 食品を長く保存できるチルド機能があるか?
- 時短料理を可能にする冷凍機能があるか?
- 野菜が長持ちする機能があるか?
容量は十分か?


まず最初に検討すべきなのが容量だ。容量次第で金額も設置可否も決まるし、何より生活スタイルも変わりうるので前提になる部分である。
一般的に冷蔵庫の容量は70L×家族の人数+常備品スペース(100L)+予備スペース(70L)で計算をするらしい。つまり人数ごとの目安容量は下記表のようになる。ただし一人暮らしの場合は自炊をするかどうかだったりそこまで常備・予備スペースがいらなかったりで150L前後が目安みたいなので要注意。
| 家族の人数 | 目安の容量 |
| 一人暮らし | 150L前後 |
| 二人暮らし | 310L |
| 三人家族 | 380L |
| 四人家族 | 450L |
| 五人家族 | 520L |
この目安の容量はありつつも、最近はまとめ買い需要で大きめを選ぶ家庭が多いらしい。我が家は今後子供が生まれる可能性とまとめ買いなどを考慮して大きめの500L前後を検討対象とすることにした。
ちなみに、店舗でいくつかサイズを見たが、550L以上のクラスになってくると冷蔵庫の奥行きもさらに一段長くなり、女性だと奥まで手が届きにくくなるのでその点も確認した方が良い。我が家はそれも加味して500L前後を検討対象とした。
食品を長く保存できるチルド機能があるか?


実は我が家の冷蔵庫検討においては、冷凍よりもチルド機能に注目をしていた。なぜチルドを重視したかというと、チルドであれば買ってきてそのまま入れておくだけで長持ちさせることができるからだ。
冷凍での保存を前提とする場合、肉や魚を買ってきたらなるべく早く切るなり下味をつけるなりの下処理をして密閉容器に入れて冷凍する必要がある。そこまで終わらせればようやく平日料理するときに楽になるが、そもそも冷凍作業が面倒くさい。みんな気づいてるはずだ。YouTubeやテレビで時短料理冷凍術みたいなものを見て「素敵~!」って思ってもいざ自分でやってみると冷凍作業が死ぬほどだるいことに。
そもそも時短料理なんて魚の切り身に塩振ってフライパンで焼いて完成でいいのである。これでももし冷凍保存してやろうとすると、塩振ってジップロックに入れて冷凍させ、使うときには解凍するという作業が挟まって無駄極まりない。だったらパックから出して塩振って焼く方が圧倒的に楽。
そんなわけでまとめ買いをしたとしてもなるべく冷凍せずに済ませるためにチルドの機能は重視することにした。
時短料理を可能にする冷凍機能があるか?


そもそも冷凍作業を減らしたいとは思ってるが、とはいえまとめ買いをしたときにはある程度冷凍して長期保存しなくてはいけないものもある。
そんなときに美味しさを保ったまま冷凍できる機能や時短調理できる機能があるのかは検討時に確認しておきたい観点である。
野菜が長持ちする機能があるか?


当然ながら野菜が長持ちするかどうかも重要な観点である。チルドや冷凍機能によって肉や魚はだいたいちゃんと保存できるが、野菜はまた少し事情が違う。
野菜は水分が多いので冷蔵庫のような乾燥した環境においておくとすぐに傷んでしまう。かといって冷凍すると食感が変わってしまって美味しくなくなってしまうなど野菜の保存はなかなか難しい。
そんなわけで野菜を長持ちさせるための機能があるかどうかも冷蔵庫選びにおいて重要視したポイントである。
大手メーカーを比較


購入検討の観点を一通り考えたところで、各社の機能を見比べてみた。
| チルド機能 | 冷凍機能 | 野菜保存機能 | |
| 三菱電機 | ・氷点下ストッカー →約-3℃〜0℃の氷点下なのに凍らせない技術で肉や魚の保存期間を伸ばす | ・切れちゃう瞬冷凍 →約-7℃でソフトに冷凍。冷凍したまま包丁で切ることが可能。食材の組織を破壊せず美味しく冷凍できることも特徴 | ・できちゃうV冷凍 →野菜をザク切りにして冷凍し、使う分だけ「手でパキパキ砕ける」状態になり、時短調理が可能 |
| パナソニック | ・微凍結パーシャル →約-3℃の微凍結状態で表面を薄く凍らせて酸化を抑え、保存期間を伸ばす | ・うまもり保存 →冷凍室の温度変化を抑える「うまもりカバー」を採用。霜つきや乾燥を防ぎ、約1ヶ月後もおいしさを維持。 | ・Wシャキシャキ野菜室 →適切な湿度を保つフィルターを搭載。乾燥と水腐れの両方を防ぎ、葉物野菜も約1週間シャキシャキ感が続く |
| 東芝 | ・氷結晶チルド →食材の表面に薄い氷の膜を作ることで、乾燥と酸化を抑制して保存期間を伸ばす | ・新鮮ツイン冷却 →2つの冷却器で冷蔵室と冷凍室を独立制御。冷凍室の温度変化を抑え、食品の霜つきを防ぐ | ・摘みたて野菜室 →ミストの力で高湿度(約95%以上)を維持。栄養素を守りながら長期間野菜を保存 |
| 日立 | ・特鮮氷温ルーム →約-1℃の凍らせない温度で保存。気密性の高い構造で乾燥を防ぎ、新鮮さを保つ | ・デリシャス冷凍 →アルミトレイが熱を素早く奪い、急速冷凍。解凍時のドリップが少ない | ・新鮮スリープ →エチレンガスを分解し炭酸ガス濃度を高めることで野菜を「眠らせる」ように呼吸を抑え、鮮度を保持 |
基本的に現代の冷蔵庫は高機能だし、どのメーカーも各機能工夫をこらしているためどれを使ったとしても大きな後悔はなさそうである。ただ、この中でも我が家が特に重視したチルド機能、冷凍機能に大きな特徴がある三菱電機の冷蔵庫を選ぶことにした。
三菱電機のチルドは氷点下ストッカーで肉や魚の保存機能が高いだけでなく、2段チルドで通常チルドも備えており、かつ製氷機がチルド部分ではなく冷蔵庫底面に埋め込まれているためチルドがかなり広くなっているのが特徴だ。チルド機能を重視する我が家としてはかなり重要な特徴だった。
また、「切れちゃう瞬冷凍」や「できちゃうV冷凍」など時短のための冷凍機能が豊富な点も魅力的だった。切れちゃう瞬冷凍は解凍いらずで切れることでの時短効果だけでなく、ドリップが出にくいよう美味しさを保って冷凍できるところも魅力的である。さらに、三菱電機は野菜室の機能がそこまで強くはないが、できちゃうV冷凍で野菜を保存しつつ時短もできてしまうので十分カバーできると考えた。
サイズは最初に検討した500L前後で、野菜室を真ん中にしたいという条件を考慮して、485LのMR-MZ49M-Hにすることにした。
三菱電機のMR-MZ49M-Hを1ヶ月使ってのレビュー


ここからは実際に1ヶ月ほど使ってみてのレビューをしていく。
大容量の485L


485Lという二人暮らしにはかなりの大容量を選んだのだが、最高に便利。スーパーの特売日に大量に買い込んだとしてもそれでも余裕がある容量で、食費の節約にめちゃくちゃ寄与している。インフレの中でも高騰が激しい食費の節約ができるのかなり嬉しい。
また、以前の156Lの冷蔵庫のときはなんとか詰め切るために冷蔵庫への入れ方や整理に時間をかけていたが、今は余裕があるので整理も工夫する必要がなく、買い物後の片付けもかなり時短になった。
チルドの氷点下保存は最高に時短になる


当初の目論見通り、2段チルドの一つである、氷点下ストッカーは最高に時短になって便利だ。
スーパーの特売日に肉や魚を大量に買い込んでも全て冷凍はせずにこの氷点下ストッカーにそのまま入れておくだけ。それだけで1週間前後食材を保存できるので1週間以内に使うような食材はここに入れておけば良い。食材を冷凍する作業も解凍する作業も減らすことができて最高に時短に繋がった。
実際、購入してから6日チルドで保存し、消費期限を4日過ぎた鮭の切り身が下記の写真だ。傷んでる様子はなく、美味しく食べることができた。もちろんできる限り消費期限内に食べるべきだが、多少過ぎてしまっても食べられるというのは食材の無駄がなくなって節約につながる。


切れちゃう瞬冷凍は美味しく冷凍できる


切れちゃう瞬冷凍は通常の冷凍室よりも高めの温度(約-7℃)で素早く冷凍させ、解凍せずに切ったり食材同士を剥がしたりすることのできる技術だ。この解凍いらずなところも非常に時短に繋がって便利であるが、もう一つ推しておきたいポイントがある。
それが、食材を美味しく冷凍できるということである。通常の冷凍は水分が凍る際に食材の組織を破壊してしまうため解凍時にドリップが出たり食感が損なわれてしまったりする。
しかし瞬冷凍は過冷却を使うことで食材の組織を破壊せずに凍らせることができ、ドリップが出にくかったり食感を残して冷凍することができるのだ。これが結構QOLを上げてくれていて、節約のためにまとめ買いをするけど冷凍するから味は損なわれてしまう、ということがなくなった。
できちゃうV冷凍なら野菜を長持ちさせつつ時短できる


三菱の冷蔵庫にはできちゃうV冷凍という機能もある。野菜をざっくりと切って冷凍し、使うときには砕いて使う分だけ取り出すことができるという機能だ。
使い方は簡単で、野菜を入れた袋を冷凍室の上段で保存しておき、使う30分ほど前に冷蔵庫のパネルから「できちゃうV冷凍」モードにするだけ。アプリからも設定できるので帰宅途中でも設定できる。できちゃうV冷凍は一時的に通常の冷凍温度よりも低い-25℃の空気を当てることで実現する機能なので、他の冷凍品が傷んだりすることもない。


実際に使ってみると、本当にパキパキと砕くことができて、簡単に調理を開始することができた。
必要な分だけ砕いて使うことができるので事前に献立を考えて小分けにして冷凍する必要もなければ、使うときに解凍する必要もないので、平日の時短料理がかなり快適になった。
野菜はどうせ切らなければいけないことを考えると時間のあるときに切って冷凍させて、平日の時間がないときは包丁を出さずに簡単調理ができるのはかなり重宝する。
フレンチドアの壁際設置には要注意
この冷蔵庫は2つ扉があるフレンチドアタイプだが、冷蔵庫左側を壁付近に設置している。フレンチドアタイプは側面を壁にベッタリとつけてしまうとドアが全開しなくなる。
全開にできなくてもそこまで不便じゃないというレビューも見かけたが、我が家は設置箇所の横幅に余裕があったので壁から15cmほど離して設置し、パントリーを設置することにした。これでほぼ全開の状態で、快適に使うことができている。フレンチドアの両扉を開かないとチルド室を引き出せないので、なるべく扉は開けられるように設置した方が良い。




別記事でも紹介するが、隙間収納ができるパントリーで冷蔵庫周辺の微妙な隙間を活用するのにすごく便利だ。サイズも幅10cmから20cmまで2cm刻みで商品展開されているので、隙間に合わせて選ぶことができるのも魅力だ。


安い時期を狙って購入すべし


冷蔵庫は高い買い物なので購入時期の検討や値段交渉は必須だ。
モデルやメーカーによって違うものの、秋頃から年末ぐらいにかけてが新商品投入の時期のため、買うタイミングは2回くらいありそうである。一つがモデル入れ替え前の8-9月頃、もう一つが年末から1月頃の残った型落ちモデルの売り切り・年末年始セールである。
モデルが1年違ったところで大きくは変わらないので基本は型落ちモデルを買うようにしたい。定価30万〜40万ほどの商品が半額以下で買えることもある。
今回俺はMR-MZ49M-Hを199,800円、ポイント付与分を引いて17.5万円で購入することができた。結局楽天市場が一番安かった。参考までに、家電量販店の表示価格は27万円ほどだった。
ただし、楽天市場の商品は設置が別料金だったりそもそも設置してくれなかったりするショップが混ざっているので条件はよく確認してほしい。俺は安心のためにヤマダ電機の楽天市場店で購入した。ヤマダ電機は処分する冷蔵庫の状態が良ければ買い取ってくれるということで、今回リサイクル費用もかからず(買取代金は100円だったが、よしとしよう)かなりお得に買い物ができた。









