空気清浄機のフィルター交換してますか?【SHARPプラズマクラスター】

我が家はSHARPの加湿空気清浄機を使っている。プラズマクラスターといって売り出しているやつだ。使っている人も多いと思う。冬の加湿に春の花粉と我が家では必需品となっている。なんなら空気清浄のために年中つけっぱなしだ。

この加湿空気清浄機、定期的にフィルターお手入れランプが点灯するので掃除機でホコリを吸い取って手入れをしている。そんなにしょっちゅう掃除をするわけではないのでこれまで気づかなかったのだが、ふと気になって新品フィルターの画像と比較したらものすごく汚れていることが発覚した。あまりの汚さにびっくりしたのでその共有と注意喚起として記事を書こうと思う。

おいらーです。社会人歴5年目の社畜サラリーマン。あまりの仕事量に効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。X(Twitter)やってます。

目次

フィルターの公式交換頻度は結構長い

出典:SHARP公式サイト

まずそもそもの話だが、公式の情報ではフィルターの寿命は結構長く設定されている。SHARPの公式サイトでは集じんフィルターや脱臭フィルターの交換目安は一般家庭で1日にタバコを5本吸った場合約10年と書いてある。

タバコを吸わないので結局どれくらい使えるのかいまいちわからないでいるが、とにかく結構長持ちっぽいと思っていた。そして我が家で活躍する2台の空気清浄機は使用歴が2年半と4年だからまだまだもつだろうなと思っていた。

徐々に汚れていくから汚れに気づきにくい

フィルターは長持ちすると思い込んでいるうえに、そもそもフィルターの変化に気づきにくいという話もある。

SHARPの空気清浄機は定期的にフィルターお手入れランプが点灯してお手入れの時期を教えてくれる。そして常時運転していたとしてもそんなに頻繁に点灯するわけではない。

だからフィルターを見ること自体が少ないし、前回と比較してとんでもなく汚れるということもないため汚れに気づきにくい。我が家はタバコを吸わないので色が劇的に変化することもなく、正直変化は全くわからなかった。

脱臭フィルターにカビらしきものを発見

そんなわけで、いつも通り変化には気づかず掃除をしていたのだが、ふと脱臭フィルター内のチップをよく見たらなんか白いふわふわしたものがついているチップが混ざっていた。

写真だと分かりにくいかもしれないが、見れば見るほどカビにしか見えなかった(網についている白いふわふわはたぶん埃だが、網の奥に怪しいチップが潜んでいる)。しかも注意してみると似たようなチップがいたるところにあった。

臭いが気になることが多かった

今思い返すと、最近空気清浄機から出てくる空気の臭いが気になっていた。空気清浄機は使っていると臭いが出てしまうことがあり、そういうときは掃除をすれば多少改善するのだが、最近は常にちょっと臭いが気になるような状態だった。つまりフィルターにカビやら汚れが蓄積してしまっていたのが原因だったのかもしれない。

体調にも心当たりがあった

さらに、体調にも心当たりがあった。花粉症の季節が終わったあとなのにくしゃみは出るし、鼻水も止まらなかった。もともと慢性的に鼻炎気味なのでそこまで気にしてなかったのだが、臭いが気になって空気清浄機を止めてから症状がかなり改善していた。

集じんフィルターも新品と比較すると真っ黒

もし脱臭フィルターにカビが生えているとすると、集じんフィルターも怪しいかもしれないと思ってすぐに確認をした。

さすがにカビらしきものはなかったが、少しグレーというか黒っぽい。上述の通り、フィルターは徐々に汚れていくからこの汚れにも気づいておらず、脱臭炭が練り込んである的なグレーのフィルターだと思い込んでいた。しかし公式サイトを見てみると、なんと新品のフィルターは真っ白。めちゃくちゃ汚くなっていたことが分かった。

互換品のフィルターを購入

そんなわけでフィルターを買い換えることにした。公式サイトでは集じんフィルターは多少黒くなっても手入れしていれば集じん能力に影響は少ないと書いてあったが、臭いも出ているので買い替えてしまうことにした。

公式の交換フィルターは高い

出典:SHARP公式サイト

そこで公式の交換フィルターを調べてみたのだが、案の定高い。脱臭フィルターと集じんフィルター合わせると1万円。本体が2〜5万で買えるのにフィルター高すぎでは。プリンターは安いのにインクは高いあのビジネスモデルだ。

しかも高いだけでなく購入ルートが限られてる。本体はAmazonに売ってるのに公式の交換フィルターはAmazonに見当たらない。意味がわからない。買うなら公式のサイトから買う必要がある。そんなに急ぐものではないからAmazonである必要もないが、普段使っているECサイト以外で注文するのはやはり購入のハードルが上がる。

互換品を購入

ということで互換品と謳っているフィルターを買うことにした。互換品であれば金額は半分程度だから買うハードルがだいぶ下がる。

実際に買ってもともと使っていたフィルターと比較してみると想像以上に違う。正直、この真っ黒なフィルターを使っていたことに恐怖すら感じてしまうレベルである。

左:古いフィルター、右:新しいフィルター

脱臭フィルターも全然見た目が違う。やはりチップにカビのようなものが見える古いフィルターと比較して新しいフィルターは真っ黒できれいだ。

左:古いフィルター、右:新しいフィルター

たぶんOEMだろうし同じでは

ところで互換品は集じん能力に問題ないのかという疑問がある。家庭で検証しようがないのでもはや信じるかどうかの世界になってしまうのだが、たぶんこの手の製品はOEMとかで作られてるだろうしたぶん似たような工場で作られているんじゃないかと思って互換品を信じてみることにした。

なんとなく、薬局に売ってるマスクを買う時に大容量で安いのを選んで買う感覚と似ている。マスク買う時にメーカーとか気にしたことないし。何か不都合があったらまた記事を書こうと思う。

フィルターの状態はこまめにチェックすべき

フィルターを変えてからは当然ながら臭いもなくなったし、空気清浄機を使っててもくしゃみや鼻水は止まらないということもなくなった。

フィルターはちゃんとこまめに掃除するべきだし、状態をよく見て交換目安時期じゃなかったとしても汚れや臭いが気になるようであれば交換することも視野に入れた方がいい。鼻炎や健康のために空気清浄機を付けているのに、その役目を全く果たさないどころか逆に健康を悪化させてしまっていてはこんなに馬鹿馬鹿しいことはない。

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この記事を書いた人

東京出身。大学院卒業後、経営コンサルタントとして働く4年目のサラリーマン。あまりの仕事量に自分を守るため、生活を守るため効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。サビ残が多すぎて自分の本当の残業時間はもはや分からない。

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