毎日のひげ剃りは最高に面倒くさい。いらないものが勝手に生えてきて、それを取り除くために貴重な朝の時間を使わされている。人生ってこんなことばっかだよなと思いながら毎日剃っている。
こんなことのためにお金を使いたくなくて俺は昔から安物のシェーバーしか使っていない。なんなら高校生くらいの頃は眉毛用のカミソリでひげを剃ってたくらいである。
最近そんな安物シェーバーの切れ味が露骨に落ちてきてひげを剃るたびに肌がヒリヒリして痛いので、これを機に少し真面目にシェーバーの検討をしてみた。せっかくなので記事にしたいと思う。

おいらーです。社会人歴6年目の社畜サラリーマン。あまりの仕事量に効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。X(Twitter)やってます。
安物シェーバーの切れ味が悪くなったので買い替えを検討


現在使っている電動シェーバーはPanasonicの3枚刃のシェーバーであるが、購入から3年超経ち、さすがに切れ味が悪くなってきた。そもそも全然剃れないし、ちゃんと深剃りもできない。ひげ剃りした後なのに青ひげ状態で清潔感に欠ける。しかもなかなか剃れないから何度も往復したり、ヒゲが引っ張られるので剃り終わった後に肌が痛い。
そもそも刃の寿命自体、3年もないはずではあるのだが、このシェーバーの本体価格が4,000円強だったのに対して替刃が3,000円もしてさすがに替刃を買う気にならず、後回しにしていた。
安物シェーバーは剃れない・肌によくない


そもそもであるが、安物シェーバーに期待しないほうが良い。長年安物シェーバーを使っているが、ひげ剃りのクオリティで感動したことはない。5枚刃なんてなくてせいぜい3枚刃。何度も往復して剃っていると肌が赤くなってヒリヒリする。最低限ひげを剃って最低限の清潔感を手に入れるための道具、という位置づけである。
が、30歳を手前にして肌の調子や清潔感についてより意識するようになってきた。おじさんというのは努力しなければ忌み嫌われてしまう。おじさんの入口に立ってみてひしひしと感じる。深剃りできずに青ひげになってしまったり、肌が荒れてしまう安物シェーバーからはそろそろ卒業すべきなのかもしれないと思うわけである。
昔は数万もするシェーバーが数多売られているのをみて、どこにそんなニーズがあるんだと思っていたが、今になってようやく理解ができるようになってきた。
往復式か回転式か
そんなわけで安物以外の電動シェーバーの購入を検討することにした。
電動シェーバーの購入において最初の分岐点は往復式か回転式か、という刃の動き方である。往復式というのはクラシックな電動シェーバーの形で真っ直ぐの外刃の中を内刃が往復してひげを剃る形式である。一方回転式というのは円盤状の外刃と内刃があり、回転によってひげを剃る形のシェーバーである。


よく言われるのは、往復式は深剃りに向いていて、回転式は刃が肌に直接触れにくいので肌に優しいというそれぞれのメリットである。もちろん機種やグレードによって高度に両立ができるようにしている機種もあるだろうが、大まかな理解はこんなところのようである。
こればかりは自分のひげの濃さや肌との相談で決めるしかない。俺はそもそも毛深いタイプでひげもしっかりしたものが生えてしまって剃りが甘いと夕方には青ひげになってしまうので深剃りを重視して往復式で探すことにした。
Panasonic ラムダッシュ パームインが気になる


電動シェーバーというとPanasonic、ブラウン、フィリップスあたりが有名メーカーのイメージである。その中でもフィリップスは回転式のシェーバーのイメージが強く、往復式で探していても見かけることがあまりない。
往復式の中だと近年非常に目立っているシェーバーがある。Panasonicのラムダッシュ パームインである。そのデザインで支持を集めているようで、例に漏れず俺もずっと気になっており、性能面も同価格帯のシェーバーと負けず劣らずのようだったので今回俺はこれを購入することにした。
何より持ち運びしやすい


Panasonicのラムダッシュ パームインの最大の特徴はその小ささ・形である。Bluetoothイヤホンのケースのような形で持ち運びがしやすい。これまでの電動シェーバーというとマイクのように持ち手があるものがスタンダードであったが、ラムダッシュ パームインにはその持ち手がない。そのためカバンの中に入れやすく、持ち運びがしやすいのだ。また、小ささゆえ重量もマイク型のシェーバーに比べるとやや軽い。俺が買ったものはキャップまで入れてもわずか144gであった。
出張の多いサラリーマンにとってはこの持ち運びしやすいシェーバーというのは非常に魅力的である。場所を取らない、重くないというのは最高である。(ちなみにホテルに入ればアメニティでカミソリがあることは多いが、ミスって怪我しそうなのであまり好きではないし、長時間フライトなんかではカミソリも使えないのでやはり持ち運べるシェーバーがほしい)
おしゃれなデザイン


ラムダッシュ パームインはデザインも非常におしゃれだ。
シェーバーというとなんだかゴツくて無骨なデザインが多く、洗面台に置いておくとなんだか浮いて萎えるものが多い。誤解を恐れずに言えばおじさん臭くてなんだかイケてない。
しかし、ラムダッシュ パームインはそんな印象を一切抱かせない。上述の通りまさにBluetoothイヤホンのケースのような形状で、外装の質感や塗装もマットで高級感があるため、無骨さを感じさせないデザインになっている。そのため洗面台に置いても清潔感があるし、不用意にテンションを下げられることがない。Panasonicはこういうデザインの家電を作るのがうまい。
このデザインのおかげか、男性への贈り物として選ばれることも多いようで、そのマーケティング戦略には恐れ入ったとしか言いようがない。
シェーバーとしてのパワーも十分


シェーバーとしてのパワーも十分である。もともとマイク型で展開されているラムダッシュをベースとしているらしく、それと同等の剃り心地が得られるようである。あいにく俺は通常のラムダッシュとの比較ができているわけではないが、少なくとも安物と比較すると圧倒的に剃り心地がよい。
俺が購入したラムダッシュ パームインは5枚刃であるが、もちろんちゃんと剃れる。それに肌が引っ張られたりする感覚もなくスルスルと剃ることができるので肌へのダメージも少ない。最近6枚刃の上位グレードも出たらしいが、安物からの乗り換えの俺からすると5枚刃で十分すぎるくらいパワーを感じている。
細かいところまで行き届いている
さすがに3万超えの高級シェーバーなだけあり、細かいところまで行き届いた設計がされている。
例えば持ち運び時に勝手に電源が入らないよう、ロックモードが備わっている。一回スイッチを押して電源を入れ、その後スイッチを2秒以上長押しするとロックモードにすることができる。再度2秒以上長押しすれば解除することができる。


充電がなくなってくると音で知らせてくれたり(残り2-3回使えるくらいの段階で音が鳴る。このへんのタイミングもよく考えられている)、充電時に水を検知すると音が鳴って自動で充電をやめたりと、充電周りも高性能で安全に作られている。実は以前使っていた安物シェーバーは付属のUSBケーブルで濡れた状態で充電すると発熱するだかなんだかでリコールがかけられていたのでこの辺も意外と重要だ。
そのほか振動を使った泡メイキングモードやひげの濃さに応じて自動で強さが変わるラムダッシュAIなどの機能も備わっているようだ。
Panasonic ラムダッシュ パームイン(ES-NP5D0U-K)のスペック


俺が今回購入したのは「2026年モデル Amazon限定」と書かれていたマットブラック ES-NP5D0U-Kという機種である。カラバリとして白基調のマーブルホワイトもあったのだが、マットブラックが34,000円なのに対してマーブルホワイトが42,000円と8,000円も違ったためマットブラックにした。洗面台は基本的に白基調なので本当はマーブルホワイトが良かったがそこはやむなし。
ちなみに何がAmazon限定なのかはよくわからないが、1,000ポイントほどポイントもついたので価格としても悪くはなかった。
基本的なスペックは以下のとおりである。
| 項目 | スペック |
| 刃・システム | 5枚刃・フロート刃機構 |
| 防水 | IPX7基準 |
| 電池 | 充電式 急速2時間充電(1日1回約3分間の使用で約14日間使用可能) |
| 充電方式 | USB充電(Type-C) |
| 付属品 | キャリングケース、Type-A to Type-Cケーブル、メンテナンス用ブラシ、メンテナンス用オイル |
| 保証 | 1年間 |
| 付加価値 | ラムダッシュAI(ひげの状態に合わせた動作) |
| サイズ | 高さ5.7×幅7.2×奥行4.5cm(キャップを除く) |
| 重量 | 約135g(キャップを除く) |
| 価格 | 34,000円(2026/10/19時点) |
3枚刃の安いグレードや6枚刃の上位グレードもある


ラムダッシュ パームインには3枚刃の少し安価なグレードや6枚刃の上位グレードも展開されている。これは自分のひげの濃さや予算に合わせて検討したほうがよい。基本は自分のひげに合わせて購入したほうがいいのではないかと思う。ひげが濃いのに3枚刃を買い思うように剃れないのでは本末転倒である。
【欠点】動作音はややうるさい
動作音はややうるさい。俺が以前使っていた安物3枚刃シェーバーと比較すると甲高く、音も大きい。家族が寝ているときに使うのであれば洗面所のドアを締めるなど最低限の配慮はした方がよさそうだ。
【欠点】やっぱりマイク型より剃りにくい


やはりその形状ゆえ剃りやすさには賛否がある。レビューを見ていても慣れるのに数日かかったといったレビューが目立つ。
実際、マイク型は自分が思った方向に向けたり力の加減がしやすいのだが、ラムダッシュ パームインはどうしても手でつまむようにして持ってひげを剃るので最初数回は剃りにくいと感じる。とはいってもレビュー通り数回使っていると慣れてくるもので致命的というほどの欠点ではないと思う。
値段なりの価値は感じる
そんなわけで初めて高級なシェーバーを買ってみたわけだが、総じて満足しているし値段なりの価値は感じている。やはり、ちゃんと剃れてツルツルになること、持ち運びしやすいこと、デザインがおしゃれなことの3つが大きい。朝のダルい時間を少しでも楽にしてくれて少しでもテンションが上がるものにしてくれたこのシェーバーはなかなかいい買い物だった。









