月額サブスクなしバッテリー10日超えのスマートリングで健康管理【RinnConn Gen2】

数年前から徐々に広まりつつあるスマートリング。睡眠の計測や心拍数、体温など様々な指標を小さなリング一つで計測できるという技術の粋である。

ずっと気になっていたものの結婚指輪以外に指輪を付ける習慣がないので合うかわからず踏み切れずにいたが、妻が健康管理のために導入するということで俺も買ってみることにした。購入して3ヶ月使ってみたのでレビューしようと思う。

おいらーです。社会人歴6年目の社畜サラリーマン。あまりの仕事量に効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。X(Twitter)やってます。

目次

スマートウォッチでの健康管理がかなり普及している

最近スマートウォッチを付けている人も多い。Suicaなどの交通系決済が使えたりスマホの通知が確認できる他、歩数や心拍数、睡眠の計測ができるということで健康目的に使っている人も多いらしい。

俺も前々から睡眠計測など健康指標を測ってくれるスマートウォッチには興味を持っているんだが、スマートウォッチはいかんせん電池持ちが悪いと聞いて導入できずにいる。Apple Watchなんかは毎日充電が必要だとか。

また、睡眠を計測する場合、当然ではあるがスマートウォッチを腕につけたまま寝ないといけない。さすがにそれは邪魔で許容しがたいというのもあって導入には至っていない。しかも睡眠計測をするとその時間充電ができないので今度は昼に使えないということが起きるらしく、まだ健康管理デバイスとしては未完成だなと思って導入は先送りにしていた。

スマートリングを付けている人も増えてきた

健康管理デバイスという文脈だと最近スマートリングという指につけるデバイスが出ている。付けている人も増えてきた印象で、自分の周りの人でも付けている人がいるし、電車の中などでも見かけるようになってきた。

スマートリングなら違和感なく過ごせる

そのサイズゆえ、スマートウォッチのように画面があるわけもなく当然機能は限られるが、やはり違和感なく過ごせそうなのがよい。なんならおしゃれ用のリングにすら見えるところもよい。

健康管理のためのデバイスの電池やその存在感に意識を割かれてしまってはやや本末転倒なところがあるのでそのあたりの課題が解決できそうなスマートリングにはかなり興味を惹かれていた。ただ、自分は指輪をつける習慣がなく、結婚指輪もよく外して過ごしているのでつけ続けられるか自信がなくこちらも導入には踏み切れずにいた。

サイジングキットでお試し

そんな折、妻がスマートリングを買ってみるとのことだったので妻が使ったサイジングキットを借りてサイズ感や自分がつけ続けられるかを試してみることにした。

やはり普通の指輪と違ってやや大きめで厚さもあるため、着けた最初の印象は「思ったよりも存在感があるな」といったところ。が、1~2日ほど着けていると違和感もなくなってきて、寝ている間も特に気にならない。やはり寝ていて気になることがないというのはスマートウォッチと違って大きい。これなら使えそう、と思って自分も購入することにした。

どのスマートリングがいいか

妻が購入したのはRingConnというスマートリングなのだが、一旦フラットに比較してみることにした。スマートリングもいろいろメーカーが参戦していて、有名どころのOura Ring、RingConn、Galaxy Ringの3つを比較してみることにした。

【Oura Ring】スマートリングの定番

Amazon.co.jpより

スマートリングと言えば、というくらい有名なブランド。俺の周りでスマートリング着けている人もこのOura Ringを着けている人が多い。王道の睡眠計測、心拍・体温等のバイタルサインなど、定番らしくスマートリングで見ることのできる指標は一通り見ることができる仕様になっている。

ただ、定番ブランドらしい殿様商売で、本体価格が他のリングに比べて一段階高く6~8万円ほど、さらにアプリで健康指標を確認したりするのに月額1,000円程度のサブスクに加入する必要があるというとんでもないビジネスをしている。最低限のスコア(コンディション・アクティビティ・睡眠の3つ)はサブスク加入なしでも確認できるようになっているらしいが、高価な本体価格を払ってもサブスク加入しなければ機能を最大限引き出せないというのは非常に腹立たしい仕様である。

【RingConn】コスト面が非常に優秀

Amazon.co.jpより

Oura Ringに比べて特徴的なのがアプリはサブスク加入なしで無料で使うことができるというところだ。これが差別化になっているようで、レビューもやはりサブスク加入なしに触れているケースが多い。

本体価格はOura Ringと同程度の価格帯でモデルにもよるが3~6万円ほど。測定可能な指標はOura Ringと負けず劣らずで申し分ない。モデルによっては睡眠時無呼吸の測定や振動機能がついていたりもする。

【Galaxy Ring】Galaxyスマホとの連携が売り

Amazon.co.jpより

Samsungが出しているスマートリングで、その名前から想像できる通りGalaxyスマホとの連携が強みのリングである。ジェスチャー操作でアラーム解除や写真・動画のリモート撮影ができるということが打ち出されているんだが、正直求めているのは健康指標を測って健康になることなのでこの辺の付加価値はいらないかなというかんじ。

それに現状Galaxyスマホは大満足してはいるもののいつでも乗り換えられる状態でいたいというのもあり、そういう意味でも優先度は落ちるなと感じた。

RingConn Gen2のスペック

以上を踏まえて、俺はコスト面で優れていて機能も十分なRingConnを購入することにした。RingConnは現在Gen3が最新モデルで、ライトモデルとしてRingConn Gen2 Airというものも展開されている。Gen2も並行して販売されており、Gen2が52,800円~、Gen3が59,800円~となっている。以下が3モデルの比較表だ。

RingConn Gen2RingConn Gen3RingConn Gen2 Air
価格52,800円~(カラーによる)59,800円~(カラーによる)34,800円
サイズ幅6.8mm・厚さ2mm幅6.8mm・厚さ2.3mm幅6.8mm・厚さ2mm
重量2-3g2.5-3.5g2.5-4g
バッテリー持ち最長12日間最長14日間最長10日間
充電アクセサリー充電ケース(バッテリー内蔵)充電ケース(バッテリー内蔵)有線充電ドック
オフラインでのデータ保存期間7日間10日間7日間
素材チタン合金、PVDコーティング、医療グレードエポキシ樹脂チタン合金、PVDコーティング、医療グレードエポキシ樹脂ステンレススチール、PVDコーティング、医療グレードエポキシ樹脂
防水性能IP68IP68IP68
健康モニター指標睡眠時無呼吸モニタリング、睡眠段階、心拍数、血中酸素濃度、心拍変動、皮膚温度、呼吸数睡眠時無呼吸モニタリング、睡眠段階、心拍数、血中酸素濃度、心拍変動、皮膚温度、呼吸数睡眠段階、心拍数、血中酸素濃度、心拍変動、皮膚温度、呼吸数
アクティビティモニター歩数、消費カロリー、ワークアウト歩数、消費カロリー、ワークアウト歩数、消費カロリー、ワークアウト
付加価値生理周期管理生理周期管理、振動アラート、血管ヘルス傾向生理周期管理

Gen2とGen3に俺が重視するような機能面での差があまりなく、Gen2 Airはバッテリーやステンレススチールという素材でアレルギーが出たら嫌だなと思い、俺は今回Gen2を購入した。

充電は10日に一回

一応公称スペック上は最長12日もつとされているバッテリーだが、実際使ってみた感覚だと10~11日くらいである。まあこれでも十分で、充電は本当に10日に1回で十分である。ここはスマートウォッチと圧倒的に違う部分で、画面もなく機能も測定に絞られているので面倒になるような頻度で充電が必要ということがない。

充電をしている間に装着を忘れてしまったり、充電そのものを忘れてしまったりということもありそうなものだが、充電が少なくなってくるとアプリを通じて通知をしてくれるのでその心配はない。

通知が来た日のお風呂の際にでも指から外して充電ケースに入れ、お風呂から出てまた着けるといった感じで運用すれば充電忘れも着け忘れもなくなって非常に良い。充電という、装着における最大のハードルが生活に馴染みやすいのは大変高評価である。

充電は付属してくる充電ケースに入れて行う。この充電ケース自体にバッテリーが入っており、約半年分くらいの電池容量がある。フル充電の充電ケースがあれば半年は電源がなくても使えるのである。充電ケースそのものはType-Cケーブルで充電できる。充電のケアが最小限に抑えられていて非常に良い設計である。

指につけるとやや目立つ

バッテリーや測定用のセンサーを積んでいることを考えるとかなり抑えられたサイズ感ではあるものの、やはり指につけるとそれなりに存在感はある。着けている感覚としての違和感はないものの、普通に見栄えとして目立つ。普段指輪等のアクセサリーを着ける女性であればそんなに気にならないかもしれないが、着け慣れてない男性だとびっくりされる。俺は着け始めの頃、いろんな人に「どうしたの?」と聞かれていた。

一応人差し指・中指・薬指のどの指に着けてもいいようだが、人差し指が推奨されている。人差し指は血流が測定しやすいらしく、最も精度が出るらしい。さすがに利き手につけると邪魔なので俺は利き手じゃない方の人差し指につけて使っている。

光沢仕上げのシルバー

RingConn Gen2はカラバリがいくつか展開されていて、フューチャーシルバー、マットブラック、ローズゴールド、ロイヤルゴールドの4種がある。ローズゴールドは素材に金が使われているのか、価格が高くなっている。

俺はマットブラックとフューチャーシルバーで迷ってフューチャーシルバーにした。マットブラックの方が落ち着いていていいかと思ったのだが、あまり黒の指輪というものがなくかえって目立つというレビューを見て確かになと思ってシルバーにした。光沢仕上げはかなりきれいに仕上がっており、自分の顔が映り込むレベル。ものとしてのクオリティがなかなかよい。

見た目に反して軽い

結婚指輪などと比べると幅も厚みもあり外面は金属であることもあって重そうな印象を受けるのだが、公称スペック通り2-3g程度しかないので、持ってみると意外に軽いなと感じる。普通にプラチナの結婚指輪のほうが重い。

女性向けには生理周期管理や妊活支援機能も

RingConnは夜間動きが少ないタイミングで皮膚温度を測ってくれるのでこれらの情報を使いながら生理周期管理や妊活支援機能が使えるようになっている。妻いわく、あくまで指の温度なので精度はそこそこだが参考にはなるようだ。

購入の際は必ずサイジングキットでサイズを確認してから買うこと

スマートリングを購入する際には必ずサイジングキットでサイズの確認をする必要がある。RingConnはモデルによってサイズ感も違うらしく必ずモデルごとにサイジングキットを使って確認する必要がある。ちなみにRingConn Gen2のサイジングキットにはカラバリのサンプルもついているのでどの色にするかこれを見ながら決めることもできる。

丸い出っ張りが2つある面を指の腹に来るように装着するのが正しい装着方法なので、生活の中で勝手に回ってしまわないサイズかを確認する。一日の中でも朝は指がむくんでいたりするので24時間以上装着してきつすぎたりゆるすぎることがないかを念入りにチェックしたほうが良い。

3ヶ月使ってのレビュー

そんなこんなで約3ヶ月、充電や風呂、水回りの仕事をする時以外は常に着け続けたのでレビューを書いていこうと思う。

睡眠計測はかなり正確っぽい

俺がこのスマートリングを導入する最大の目的だった睡眠の計測であるが、想像以上に正確に計測できている様子である。寝落ちした記憶のある時間にちゃんと睡眠計測が始まっているし、中途覚醒した時間も正確に記録されている。

睡眠時に自分で睡眠開始ボタンを押すといった操作が一切必要なく、着用しているだけで寝れば勝手に睡眠を検知して計測をしてくれる。自分が何かを能動的にする必要がなく、普段通り生活を送っているだけで勝手に計測をしてくれるというのは継続するうえで最も重要だ。そして、こちらから特に操作もしていないのに正確に睡眠開始の時間から状態まで記録できている計測精度になかなか感動している。もちろん仮眠を取っても勝手に検知して記録してくれる。

健康アラートにバイタルサインの継続モニタリングの意味が詰まっている

RingConnはバイタルサインに異変があると通知をした上で、異変がなくなるまでトラッキングをしてくれる。その中には頭痛の前兆を感知してアラートを出してくれたり、座っている時間が長いことを検知してアラートしてくれる機能がある。

スマートリングやスマートウォッチでバイタルサインを記録するのはいいが、その数値をそのまま見せられても普通の人は役立てられない。そういう意味でRingConnは取得したバイタルサインのデータから頭痛の前兆があれば知らせてくれるし、座っている時間が長くなってしまっているようであれば歩くよう知らせてくれる。こうして具体的な健康への示唆や行動につなげてくれるところに価値がある。

頭痛の前兆アラートは偏頭痛持ちとしては非常に嬉しい。構えておけるから薬を持ち歩いたり、事前に飲んだりすることもできる。とはいえ頭痛の前兆アラートもリングが取得できるバイタルサインと位置情報を元にした気圧データしか参照できないので眼精疲労から来る頭痛などは感知できない。限界はあるもののそれでもかなり助かる機能である。

座りすぎアラートも座っている時間が長いデスクワーカーにとって健康管理のため重要な機能だ。ついつい作業に没頭すると座りっぱなしになってしまって足もむくむし、運動不足まっしぐらだ。ちょっとでも立つ機会を作るいい機能だ。

ストレス値が意外と参考になる

心拍数や心拍変動(心拍の間の時間の長さが一定なのか変動しているのかの数値。心拍が一定なほど緊張状態にあるらしい)などを元にストレス値というものが表示されている。

これも意外と自分の状態を把握するのに便利で、数値に応じて「リラックスした状態」、「安定モード」「集中モード」、「緊張モード」の4段階に分けられる。俺の場合、だいたい睡眠中はリラックスした状態で、仕事中や何か作業していたりゲームをしていると集中モードになっていることが多い。そうでないときはだいたい安定モードというかんじ。

たまにストレス値が高くなって緊張モードになったりすると通知がなって深呼吸しましょうと促される。緊張モードになるときはやっぱり何かあるときで急いでいたり、緊急対応で緊張感のある状態だったり。自分状態を客観視したり、集中モードが続いているときには少し休憩しようと、ペースをコントロールできるようになるという意味で意外と参考になる。

週次レポートを見ながら生活改善ができる

スクロールできます

RingConnは1週間に1回、その1週間の数値を元に生活習慣スコアを出してくれる。単に日々の睡眠スコアの良し悪しやストレス値の良し悪しを見るだけでなく、1週間を通じて自分の生活習慣はどうだったのかを振り返られるようになっている。

また、ここでの生活習慣スコアは日々見ることができるバイタルサインとはまた少し違った観点でのスコアになっている。例えば「就寝準備」であれば就寝時間の健全さや規則正しさであったり、「目覚めの活性度」であれば、目覚めてから活動を始めるまでの時間や動きの大きさなどが判定されているのだと思うが、これまた別の角度で生活習慣を見直すきっかけをくれている。

確かに、こういった指標は数日分のデータの傾向を見て判断されるもので、日毎のデータで見るものではないのでよく考えられているなと思う。健康アラートと同様、想定したデータを意味のある形にしてくれている良い機能である。

付けてても気にならなくなる

これはサイジングキットでの試着時にも確認できたところではあるが、着けている違和感というのはほとんどない。もちろん着けている感覚がないというわけではないが、邪魔で邪魔でしょうがない、気になってストレスになることがないという意味で気にならない。

とはいえ物理的に指輪としては大きめなので、顔を洗うときなんかに着けっぱなしだと普通に痛いので時と場合によっては外すことも全然ある。

全然傷がつく様子がない

上記の写真は3ヶ月使用した後の写真であるが、目立った傷がない。もっと細かい傷がついてしまうものだと思っていたので嬉しい誤算である。まあよくよく目を凝らしてみればごく細かい傷はついているんだが、パッと見はわからない。特にすごく気をつけて過ごしているわけではない中でこの丈夫さなので非常に満足である。

ちなみに俺は公式サイトで買ったところ、リングのプロテクターがおまけでついてきた。よっぽど傷が気になるのであればつけるのもいいと思うが、当然プロテクターの分少し存在感が増す上、透明とはいえプロテクターを付けると金属的な光沢がなくなるので結構ダサい。プロテクター自体はかなりタイトに作られていて、はめるのも一苦労である。その分プロテクターとリングの間に水が溜まってしまうみたいなことはなさそうであった。


防水も問題なし

防水性能についてはIP68とあるように十分な性能で、着けたまま手を洗っても水仕事をしても全く問題はない。プールでの着用もOKとのことで長時間水に浸かるような状況でも大丈夫なようだ。ただ温泉やサウナなど特殊な環境は避けたほうがいいとは思う。

俺の場合、防水とはいえ温水に長時間浸る状況で負荷をかけたくないなと思って風呂に入るときは外している。上述のように風呂のタイミングで外すようにしていれば、電池が少なくなってきたときには充電できるのでおすすめだ。

【欠点】歩数は多分多めにカウントされてる

概ね満足で健康管理デバイスとして活躍してもらっているんだが、強いて欠点を上げるとすれば歩数のカウントがアバウトであることだ。指が動いているだけで歩数をカウントするほど単純ではないと思うが、それでもやはり指が動いている場面は多いので歩数が多めにカウントされている。スマホの歩数計と比べるとRingConnが計測した歩数が少ないことは一度もなく、だいたい2-3割増しの歩数になっていることがほとんどである。

歩数が正確であることをそこまで重視していないので個人的には気になってはいないが、今後より精度が高まることでより正確に消費カロリーや健康管理ができるのであればぜひ改善していただきたい。

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この記事を書いた人

東京出身。大学院卒業後、経営コンサルタントとして働く5年目のサラリーマン。あまりの仕事量に自分を守るため、生活を守るため効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。サビ残が多すぎて自分の本当の残業時間はもはや分からない。

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