イヤーピースの交換でノイキャン性能を復活させる【ソニー ノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1010M】

俺は普段SonyのWF-1000XM4を使っている。購入してからかれこれ4年半となかなか長く使っていて1年ほど前には電池交換もした。(電池交換の記事も書いているので電池交換を考えている人はぜひ読んでほしい)。

バッテリー交換してから約1年ほどが経つが、バッテリーは完全に復活して変わらず絶好調。バッテリーの観点では何の不満もないのだが、最近電車や飛行機で使っていると普通に騒音がノイキャンを貫通してくる。ノイキャン性能ってこんなもんだったっけ?といろいろ原因を検討したところイヤーピースの劣化が原因だったので周知のため記事にしようと思う。

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おいらーです。社会人歴6年目の社畜サラリーマン。あまりの仕事量に効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。X(Twitter)やってます。

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ノイズキャンセルを貫通する騒音

最近、電車や飛行機の中でイヤホンを使っていて、ノイズキャンセルの効きが甘い気がしていた。普通に車内放送が聞こえるので電車遅延時にノイキャンをオフにせず状況がわかってしまうし、コンビニでの会計時もイヤホンを外さないどころかノイキャンもオンのまま会話することができてしまっていた。もちろん飛行機のエンジン音もノイキャンを貫通してくるので長時間フライト時の睡眠も阻害されていた。これだったらただの耳栓の方がいいのではというレベルであった。

このイヤホンを使い始めて4年半と長いのでそもそも最初どれくらいノイキャンが効いていたのか忘れてしまっていたが、思い返してみると会計時に外音取り込みへ切り替えるのは必須だったし、ノイキャンのおかげで電車内でも小さい音で音楽が楽しめることに感動した記憶があるのでやはりノイキャンの効きは甘くなっていると見て間違いなかった。

まず考えられた原因は自前で行った電池交換である。素人がイヤホンを開けて中身をいじっているのでノイキャンに使われているマイクの位置がズレてしまったなど効きが悪くなる可能性は全然ある。ただ、最近感じているノイキャンの甘さは電池交換前後で急に現れたものというより、気づかないうちに徐々に甘くなったもののように感じているので電池交換時に壊してしまった可能性は低いような気がする。

次に考えられたのは、アプリでのノイキャン設定である。WF-1000XM4はSound Connectというアプリで設定を操作することができるのでこちらを確認してみた。しかし、そもそもそんなにアプリでいじれる設定は多くなく、ノイキャンもオンオフと風ノイズ低減をオンにするかどうかの設定しかなく、ノイキャンの効きに影響しそうな設定は特になかった。

原因は劣化したイヤーピースか

そんなかんじでなかなかノイキャンの効きが悪くなった原因は特定できていなかった。そんな折、ノイキャンの問題とは別で最近イヤーピースがよく外れてしまう問題も起きていた(イヤホンを外そうとしたら耳にイヤーピースだけ残されたり、イヤホンを使おうと取り出したらイヤーピースが外れてケースに取り残されていたりしていた)ので、ノイキャン機能の低下と合わせて買い替えるべきかAIに相談していたところ、イヤーピースの劣化がノイキャン性能に影響している可能性を指摘された。以下がその文の一部である。

結論:まず純正イヤーピースだけ交換して様子を見るのがおすすめです。 買い替えはそのあとで十分間に合います。

イヤーピース問題は数千円で解決できます
XM4の柔らかいフォーム部分は消耗品です。すぽっと外れやすくなっているのは劣化のサインです。ソニー純正の交換用「ノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1000」(S/M/L)が単品で売られています。実はフォームがへたると遮音性もかなり落ちるので、「ノイキャンが弱くなった気がする」のは本体が古いからではなく、イヤーピースのせいかもしれません。交換すると体感が戻る可能性が高いです。

最近のAIすごすぎる。なるほど?と思って調べてみたところ、おすすめされた純正イヤーピース「ノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1000」はせいぜい1,200円程度で、レビューにも「やはり純正のイヤーピースが一番いい」といったレビューも見られた。確かに考えてみれば、イヤーピースが簡単にすぽっと抜けてしまうのは遮音性が落ちていそうである。新品のイヤホンを買うのに比べれば1,200円程度は安いものなので買ってみることにした。

ソニー「ノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1010M」に交換

そんなわけで、ソニーの「ノイズアイソレーションイヤーピース EP-NI1010M」を購入した。SS、S、M、Lの4サイズが展開されているが、もともとのイヤーピースもMサイズを使っているためそこまで考えずMサイズを購入した。

新品のイヤホンを買うよりは安上がりとはいえ、こんな小さいイヤーピースが1,200円というのはなかなかに高い。純正品ビジネスだなぁと思わざるを得ないところはある。これで大した効果がなかっためっちゃ萎える。

Amazonより

EP-NI1010はWF-1000XM4純正ではなく、後継機のWF-1000XM5のイヤーピースらしく、装着感がよくなるように改良がされているものらしい。見た目も少し違い、イヤーピースにスピーカーネットのようなものがついていた。ただ互換性はあり、「対応機種:Walkman WSシリーズ、スポーツモデルなどアークサポーター付属モデルを除くすべてのソニーのインイヤーイヤホン」と記載があった。実際、問題なくWF-1000XM4につけることができて後述するように効果もあった。

交換自体は通常のイヤーピースの交換と同じで単純である。もともとついているイヤーピースを引っ張って外し(俺のWF-1000XM4はすぽすぽ取れる状態だったので何の苦労なくも外れた)、新しいイヤーピースをはめる。特に左右の区別はないみたいである。新しいイヤーピースをはめる段階ですでに違いは感じていた。明らかにハマりにくい。ぐっと押し込むようにはめ、接続部を確認し隙間や傾きがないかをチェックする。

イヤーピース交換でノイキャン性能復活

イヤーピースを換えて早速使ってみたが、明らかに違う。全く音が入ってこない。イヤホンを付けて拍手をしてみても全然聞こえないし、キーボードでタイピングしても全然聞こえない。もちろん電車の騒音などもかなり軽減された。快適すぎる。もともとこんなにノイキャンできていたんだなと感動してしまった。

つまり、やはりノイキャンの効きは悪くなっていたのである。正しくいうとイヤーピースによる遮音性が下がってノイキャンが真価を発揮できなくなっていたのである。

ただし、注意点もある。「ノイズキャンセリング機能搭載機種については、ノイズキャンセリング機能の効果が向上しない場合がございます」と注意書きがあり、ノイキャンの性能向上を目的にして購入すると効果が感じられない可能性がある。WF-1000XM4のイヤーピースよりも改良されているようだが、イヤーピース単体での劇的な性能向上は期待すべきではないだろう。

俺の場合は明らかにもともとのイヤーピースが劣化していたので大きな効果があったんだと思う。もともとのノイキャン性能よりも良くなっているのかは正直わからない。逆に言うと、イヤーピースが劣化しているならかなりの効果を感じられる可能性があるのでノイキャン機能の低下を理由にイヤホンを買い替えるくらいであれば一度試してみてもいいかもしれない。

まさかの音質も向上

嬉しい副次効果もあった。音楽の臨場感が増したのである。本来聞こえるべき音が漏れなく聞こえてくるようなそんな臨場感を感じる。特に変化を感じるのは低音で、ドラムやベースのような低音の振動をしっかり感じられるようになった。おそらく劣化したイヤーピースで外からの音が防げていなかったのと同じように、イヤホンから出てくる音(特に低音)が外に漏れてしまっていて耳まで届いていなかったのではないかと思う。逆にいうと音漏れしていた可能性がなくはない気がするが、まあ流石にそこまでではなかったと思う。

ただし、これもあくまで劣化したイヤーピースを使っていた状態からの比較感なのでイヤーピースの交換だけで劇的に音質が向上するわけではないとは思う。

WF-1000XM4はまだまだ使える

今回、イヤーピースを換えただけでノイキャン性能が劇的に復活した。

で、ふと思った。イヤホンを買い替えたときの「ノイキャンめちゃくちゃ進化してる!」っていうあの感動は、実は、イヤーピースが劣化して本来の性能を出せていない旧機種と比べてるだけなんじゃないか?

そう考えると、新型イヤホンがすごい頻度で出てくるのも、劣化に気づかないユーザーをうまく利用した、よくできたビジネスモデルなのかもしれない。

イヤーピースが劣化している前提ではあるが、イヤーピースを換えるだけでノイキャンは復活するし、音質も良くなる。それでたったの1,200円である。正直、純正のイヤーピース1セットに1,200円は高いが、同クラスの新品イヤホンを買えば数万円が飛んでいくことを考えたら、全然安い。

ノイキャンが弱くなったと感じたら、買い替える前にまずイヤーピースを疑ってほしい。

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この記事を書いた人

東京出身。大学院卒業後、経営コンサルタントとして働く5年目のサラリーマン。あまりの仕事量に自分を守るため、生活を守るため効率化に目覚め、仕事の効率化・家事の効率化を模索し続けている社畜。サビ残が多すぎて自分の本当の残業時間はもはや分からない。

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